企業誘致めぐる詐欺で再逮捕 常滑市議会の元議員、岸田嘉成容疑者と現職の議員で、不動産業の齋田大五朗容疑者

 愛知県常滑市が誘致した企業の造成工事をめぐって、土地の所有者から現金をだまし取ったとして、市議会の元議員と現職の議員が逮捕された事件で、2人がほかにも、別の所有者から現金をだまし取っていたとして、再逮捕されました。
 調べに対し、現職の議員は容疑を否認しているということです。
 再逮捕されたのは常滑市議会の元議員、岸田嘉成容疑者(63)と現職の議員で、不動産業の齋田大五朗容疑者(40)の2人です。
 2人は、市が誘致した企業が行う造成工事をめぐって、おととし土地の所有者の女性にうその説明をして、実際には必要のない測量費を振り込ませて現金約550万円をだまし取ったとして逮捕され、6日詐欺の罪で起訴されました。
 警察によりますと、これまでの調べで2人はほかにも、別の土地の所有者の会社員の男性から、同じような口実を告げて現金360万円余りをだまし取った疑いのあることが分かったということです。
 警察は常滑市による企業誘致の中で行われた土地取引の実態について引き続き調べています。
 警察によりますと、容疑を認めるかどうかについて、岸田元議員は「保留します」と話し、齋田議員は「詐欺をしたつもりはない」と否認しているということです。
 再逮捕を受け、常滑市の片岡憲彦市長は「市民の信頼回復のため職員一丸となって取り組んでまいります」とコメントを出しました。
 また、市議会の相羽助宣議長は、「齋田議員に対する辞職勧告を議会で決議し、5月20日に決議文を手渡しました。速やかに自ら議員の職を辞することを望みます」とコメントを出しました。

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